2014年4月7日月曜日

なぜ日韓関係は改善されないのか?:背後にちらつく中国の影

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レコードチャイナ 配信日時:2014年4月7日 9時49分
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=86142&type=0

なぜ日韓関係は改善されないのか?背後に中国の影―米メディア

●6日、米ラジオ局ボイスオブアメリカ中国語版サイトは記事「日中韓の歴史をめぐる争い」を掲載した。韓国が日本との歴史認識問題解決に慎重なのは、中国という変数があるためだという。写真はアメリカ合衆国議会議事堂。

 2014年4月6日、米ラジオ局ボイスオブアメリカ中国語版サイトは記事
 「日中韓の歴史をめぐる争い」
を掲載した。 

 7日、米ワシントンで日米韓外交当局の局長級会合が開催される。
 北朝鮮問題が主要テーマとなるが、米国側は日韓がすみやかに歴史問題を解決し関係を改善することを望んでいる。

 慰安婦問題をはじめとする歴史認識問題は日韓関係にとって大きな障害となっているが、実は中国という変数も関連していると米ジョンズ・ホプキンス大学の徐載晶教授は指摘する。
 韓国にとって中国は最大の貿易パートナー。
 その貿易額は対日、対米貿易の総和を上回る。
 「韓国は歴史問題の解決に慎重です。
 もし解決を急げば日本に妥協したととられ、日本との安全保障協力を強化するつもりではと中国の懸念を招くことになるでしょう」
とコメントした。



レコードチャイナ 配信日時:2014年4月7日 18時10分
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=86143&type=0

台・中貿易協定反対の学生運動が台湾経済を破壊する
=このままでは韓国に惨敗するのは必至―米誌


●5日、米誌ブルームバーグ・ビジネスウィークは抗議活動が台湾経済により大きな危機を引き起こしかねないと指摘する。写真は台湾の自由広場。

  2014年4月5日、台海網によると、米メディアはもし中韓FTAが先に締結されれば
 台湾は韓国に惨敗すると指摘している。

 台湾学生の抗議活動が世界的注目を集めている。
 中国本土とのサービス貿易協定への反発がその背景にあるが、米誌ブルームバーグ・ビジネスウィークは
 抗議活動が台湾経済により大きな危機を引き起こしかねない
と指摘する。

 台湾中央銀行の彭淮南(パン・ワイナン)総裁は両岸サービス貿易協定より先に中韓FTAが締結されれば、台湾は韓国に追いつけないと警告している。
 ラッセル米国務次官補も
 「中台の貿易、観光、科学などの分野での協力を歓迎する。
 その進歩は10年前には想像できなかったこと」
と両岸サービス貿易協定を肯定的に評価している。

 もし今回、学生運動が中台の経済協力を停滞させれば、外資にとって台湾の魅力は大きく低下する。
 経済的なライバルである韓国が先に中韓自由貿易協定(FTA)を締結すれば、台湾の惨敗は必至だと記事は分析している。


 つまり、どちらも中国の影響下にあり、
★.積極的に中国傘下に入ろうとする韓国と、
★.その傘の下に身を置きたくない台湾
との違いということになる。
★.日本は中国の関係を薄めようと動いているが、
この両国はそういう行動ができるほどに自由度はないということである。






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