2014年4月4日金曜日

韓国系米国人と日系米国人の「違い」 :韓国系米国人は本国と連帯、日系人は淡々

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朝鮮日報 記事入力 : 2014/04/04 09:23
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2014/04/04/2014040400813.html

米APが指摘する韓国系米国人と日系米国人の「違い」
「韓国系米国人は本国と連帯、日系人は淡々」
「東海・日本海併記法案成立したが国粋主義に走ってはならない」

 「米国の日系人は本国との関係が淡々としているが、韓国系米国人の移民1・2世はまだ本国との連帯を重視している」

 米AP通信はカリフォルニア州グレンデール市の慰安婦を象徴する少女像設置問題を例に挙げ、韓国系米国人と日系人を比較した。

 AP通信は
 「米政府が腰を上げて、アジアの主要友好国である韓国と日本を和解させようとしたが、歴史問題論争で韓日関係はこじれ、米国内でもトピックになった。
 こうした中、韓国系米国人は(数が増え、コミュニティーの)規模が大きくなっているため、それ相応の政治的パワーが成長していることを示した。
 韓国系たちはまだ移民1・2世が多く、韓国との連帯が切れておらず、民族主義的傾向に対しても依然として反響が大きい」
と書いている。

 一方、日系人は自国との関係が比較的緩く、団結したり政治集団化したりすることに積極的でないと見られている。
 このためグレンデール市の慰安婦像やバージニア州の「東海・日本海併記法案」推進などで日本政府が直接、市や州政府に対し行動せざるを得なかったのだ。
 日系人の多くが日本の歴史や右傾化に否定的な見解を持っていることも、積極的な行動につながらなかった理由の一つだという。

 APはまた、東海・日本海併記法案を主導したバージニア州の韓国系下院議員マーク・キム氏の主張を引用、
 「韓国系米国人は国粋主義に走ってはならない」
と指摘した。
 キム氏は
 「東海・日本海併記法案の推進が韓国系米国人の政治的自覚を呼び覚ますことで、アジア系全体の利害関係が反映された『移民改革』などの問題に対しても中心となって対応するよう望んでいる。
 単に韓国系米国人ばかりが感情的に反応する問題だけにとどまっては困る」
と述べた。



サーチナニュース 2014-04-05 07:30
http://news.searchina.net/id/1529019

米メディアが「韓国系米国人と日系米国人の違い」を分析、
祖国との「つながり」に違いか=韓国

 朝鮮日報は4日、カリフォルニア州グレンデール市に設置された慰安婦像の問題や日本海呼称問題を例に、韓国系米国人と日系人の違いを比較した米AP通信の記事を紹介した。
 祖国との「つながり」の大きさが韓国系米国人と日系人では大きく異なり、結果として行動の違いにも表れてくるという。

  記事によると、米政府はアジアの重要な友好国である日本と韓国の和解を試みたが、歴史問題をめぐる論争は日韓関係を悪化させ、米国内でも大きな話題に発展した。
  一連の騒動は、韓国系米国人のコミュニティーの規模が大きく、それ相応の政治的パワーが成長しているということ。
 また、韓国系米国人はまだ1世・2世が多く、祖国とのつながりが強いために民族主義的な傾向があることを示しているという。
  一方、日系人は祖国との関係が比較的薄く、団結や政治集団化することに積極的ではないという。
 記事は、慰安婦像や日本海に東海を併記させる法案が推進された時も、日本政府が市や州政府に直接働きかけしなかったと指摘。
 日系米国人の多くが日本の右傾化に否定的な考えを持っていることも、積極的な行動につながらなかったものと分析した。

  記事は、韓国系米国人の動きについて、「韓国系米国人は国粋主義に走ってはならない」という韓国系のバージニア州下院議員マーク・キム氏の主張を引用しながら指摘した。
  バージニア州の公立学校の教科書に「日本海」と「東海」を併記するよう定めた法案は、3日、州知事が署名したことで成立した。
 韓国メディアによると、米国が2010年に米国が行った人口調査で、
 現地の韓国系米国人は170万人(全体人口の0.6%)と、日系人の130万人(0.4%)を上回っており、同法案の推進にも大きな影響を与えたという。
 グレンデール市の慰安婦像も、韓国系団体の働きかけによって設置された。
 日系人らの団体は像の撤去を求めて提訴しているが、「女性の人権」を全面に出す韓国系住民の主張にどこまで太刀打ちできるのか不透明だ。







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