2014年4月9日水曜日

南北統一は北朝鮮の統一大戦によって達成されるのか(4):どう考えてもやはり韓国軍にはモチベーションが足りない

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朝鮮日報 記事入力 : 2014/04/09 10:49
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2014/04/09/2014040901470.html

【記者手帳】「韓国にも無人機はある」と騒ぐ韓国軍
大統領府から批判された翌日、無人機「ハヤブサ」「Remoeye」を異例の公開
撮影範囲など軍事上の秘密もメディアに発表
韓国軍の心配は「国民の安全」より「大統領府の顔色」

 「金剛やRF16(どちらも偵察機)などは韓国領空内から偵察を行い、南浦-咸興の線まで映像情報を収集し…」

 韓国国防部(省に相当)は8日、同部に出入りする記者に「韓国軍の映像情報収集能力」と題する報道参考資料を配布した。
 上記の一文は、この配布資料の一部だ。
 偵察機「金剛」は、韓国軍が独自の対北情報収集能力を強化するため1990年代末に導入した映像偵察機で、米軍のU2偵察機のようにカメラで写真を撮る。
 RF16偵察機は、KF16戦闘機にカメラなどの偵察装備を搭載したものだ。
 これまで、「金剛」の探知距離についてはメディアや専門家が何度も言及してきたが、保安事項に当たるため、韓国軍当局が公に言及したことはなかった。

 さらに国防部は8日、陸軍のある軍団で運用している韓国製無人偵察機「ソンゴルメ(ハヤブサ)」と、韓国の中小企業が製造した小型無人偵察機「Remoeye」の様子もメディアに公開するという異例の措置を取った。
 野戦無人偵察機部隊も、同じく保安上の理由から、これまでメディアに公開されたことはほとんどなかった。
 一方、国防部の関係者は、韓国情報当局が推定する北朝鮮無人機の保有数も公開。
 それによると北朝鮮が保有する「パンヒョン1・2型」無人機の数は約300機に達するという。
 これもやはり、機密に分類されていた情報だ。

 このところ相次ぐ北朝鮮の小型無人機の墜落で、韓国大統領府(青瓦台)や世論の厳しい批判を浴びている韓国軍は、よほど切羽詰まっているのだろう。
 北朝鮮に対しては韓国軍の能力を示して対北抑止力を誇示するとともに、韓国国民の安全保障をめぐる不安感を解消しようという観点から、今回こうした措置が取られたという。

 しかし、これらの措置は、今月7日に朴槿恵(パク・クンヘ)大統領が首席秘書官会議で韓国軍の態勢を強く批判した後になってようやく打ち出されたもので、後味の悪さが残る。
 一部からは
 「北朝鮮の無人機が、大統領府の上空ではなく前方地域や西北島しょ(西海〈黄海〉沖の北方限界線〈NLL〉近くにある島々)でしか発見されなかったとしたら、現在のように韓国軍・韓国政府が積極的に動いたかどうか疑問」
という声も上がっている。

 一部の韓国軍関係者は、北朝鮮の小型無人機に搭載できる爆発物の量は3キロ前後にすぎず、写真の解像度も低いことから深刻な軍事的脅威ではないにもかかわらず、過剰に騒いでいると語った。
 北朝鮮の意図に振り回されているという不満の声もある。
 一理ある意見だ。
 しかし、この2週間の軍の態度から考えると、自ら不信や批判を招いたという面が大きい。

 韓国軍の関係者は、坡州で正体不明の無人機が発見されてから1週間近く「対共容疑(北朝鮮との関連)は弱い」と非公式に話していた。
 ところが先月31日、坡州のものと全く同じ塗装を施した無人機がペンニョン島に墜落し、北朝鮮の無人機の可能性があるとメディアで大きく報道されるや、今更のように「北朝鮮の無人機である可能性が高いとみて調査中」と発表した。
 もしペンニョン島に無人機が墜落しなかったら、軍や情報当局が坡州の無人機について「北朝鮮のもの」と積極的に認めたかどうか、疑問だ。

 現在、韓国国民が軍に対する不信や安全保障をめぐる不安を抱くようになったのは、韓国の無人機の能力が北朝鮮のものより劣っているからではない。
 北朝鮮のさらなる挑発の兆候を韓国軍が正確に把握し、有事の際にきちんと対処できるのか-というところが問題なのだ。
 北朝鮮の対韓国宣伝メディア「わが民族同士」は昨年5月、無人機で韓国大統領府を攻撃する可能性について具体的に言及した。
 また北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党第1書記は昨年3月、無人攻撃機を用いた訓練の現地指導も行っている。
 事前の兆候が幾つかあったにもかかわらず、韓国軍や情報当局はきちんと備えることができなかった。
 北朝鮮の無人機だということがほぼ確実になっても「最終調査結果が出ていない」として、北朝鮮の行為を糾弾・警告する軍関係者はまだいない。

 韓国軍は、今回の北朝鮮無人機事件が、かつての哨戒艦「天安」爆沈事件や延坪島砲撃挑発事件に劣らず、軍に対する国民の不信を増幅させかねない事案だということに留意すべきだ。
 事件への対応はもちろん、北朝鮮への備え全般を見直す教訓にしなければならない。


 先日までは朝鮮統一は韓国の手で、その経済効果はカクカクシカジカと大見得を切っていた韓国政府だがいまや浮足立っておろおろとヒステリックになってきている。


レコードチャイナ 配信日時:2014年4月10日 12時6分
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=86337&type=0

韓国が態度を一変=日米韓の北朝鮮軍事情報共有、積極的な姿勢見せる―中国メディア


●10日、環球時報(電子版)は、「韓国が態度を一変、韓米日の北朝鮮軍事情報交流に積極的な姿勢」と題し、3カ国の軍事情報共有に関して韓国メディアの報道を引用し伝えた。写真は韓国の国会。

 2014年4月10日、環球時報(電子版)は、
 「韓国が態度を一変、韓米日の北朝鮮軍事情報交流に積極的な姿勢」
と題し、3カ国の軍事情報共有に関して韓国メディアの報道を引用し伝えた。

 韓国・中央日報によると、韓国の政府高官は9日、
 「北朝鮮の最近の軍事行動を考慮し、韓米日3カ国は軍事情報の交流が必要であると考えている。
 今月17~18日に米ワシントンDCで開催される、日米韓防衛実務者協議(DTT)で最終的な結論が下される」
と発言した。

 これに関連して、韓国の金寛鎮(キム・グァンジン)国防部長官は、
 「現在の北朝鮮の核やミサイルの脅威に備えるため、情報を共有する必要がある。
 3カ国は政府間の了解覚書(MOU)を結ぶべきだろう」
と、これまで日本との情報共有に慎重だった姿勢とは異なる発言をした。

 先月下旬に韓国国防省が
 「北朝鮮の核脅威に対応するため、同盟国間で軍事情報の共有が必要。
 しかし、現段階で日韓が軍事情報保護に関するMOUを締結する環境は整っていない」
と述べていたため、中国メディアは韓国が態度を変えたことに注目している。



 「韓国軍にはモチベーションが足りない」
というタイトルで書いたら、2日後に下の記事が出てきた。


レコードチャイナ 配信日時:2014年4月11日 5時40分
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=86353&type=0

日本メディアが韓国軍を酷評、中国で賛同の声
「韓国人に軍人魂はない」「尚武の精神で日本はアジア随一」


●10日、日本メディアは韓国軍について「素養が日本に劣り、ブランド物に溺れる女性のようだ」と評価。中国のネット上で多くのコメントが寄せられている。写真は韓国の軍人。

 2014年4月10日、日本メディアは韓国軍について
 「素養が日本に劣り、ブランド物に溺れる女性のようだ」
と評価。こ
 れに対し、中国のネット上で多くのコメントが寄せられている。

 日本メディアは軍事専門家の意見として、
 「韓国の軍人は士気が低く、徴兵制により素養にはばらつきがある。
 多くは兵役を遊び程度にしか考えていない。
 一方、自らの意志で自衛隊員になることを選んだ日本の若者は、国防に対する意識が高く、本質的に韓国と異なる。
 韓国の軍人はブランド好きの女性のように、国情を考慮せず高機能の武器を求めているのだ
と紹介している。
 以下は中国ネットの声。

●.「日本人の素養が世界的にも高いのは疑いようのない事実だ」
●.「日本の街中ではタバコの吸い殻を見かけることは少ない。素養の高さに感心する」
●.「強制的な兵役が兵士の素養を下げることは避けられない」
●.「日本は好きではないが、素養の高さは認めざるを得ない」
●.「韓国人に軍人魂はない。尚武の精神で日本はアジア随一の国だ」


 先日まで統一で「当たり」とウカレ気分の韓国であったが、
 いまは膝がガクガクしてまともな思考が出来ない状態になっている。


 一週間後に悲劇の韓国旅客船の沈没事故が起こった。
 乗客477人の3分の2に当たる280人が死亡または行方不明という事故である。
 そしてなんと、
船長と乗務員は乗客の救助をほっぽり出してさっさと逃げ出し救出されていた
という。
 この常識はずれの行動は何を意味しているか。
 こんな思潮が蔓延している国が、統一大戦にこり固まった北朝鮮に勝てるなんて思えるだろうか。
 北朝鮮軍が侵攻してきたら、この国の将校たちはさっさと隊からトンズラしてし、時には海外まで逃亡してしまうのではないだろうか。
 どうみても、韓国軍にモチベーションがあるとは思えない。
 韓国による統一など夢のまた夢、幻想の幻想に過ぎない。
 韓国にはその能力もなければ、意識もない。
 ただその場その場の雰囲気に酔っている、それも悪酔いしているだけにしか見えないのだが。
 もっとしっかりした社会意識が根付かないかぎり、韓国による統一など絵に書いた数個の米粒にしかすぎないように思える。


朝鮮日報 記事入力 : 2014/04/17 11:09
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2014/04/17/2014041701215.html

旅客船沈没:船長と乗組員、真っ先に脱出

 船が沈没していく2時間の間、乗組員たちは一体どこで何をしていたのだろうか。

 沈没した旅客船「セウォル号」では大規模な人的被害が発生したが、最初に脱出した船長をはじめ、最後まで責任を果たさなければならないはずの乗組員たちの多くが、事故が発生するや否や、素早く脱出していたことが分かった。
 事故発生当時、セウォル号には船長のほか、1等航海士2人、2等航海士と3等航海士各1人、操舵(そうだ)手3人、甲板長と機関長各1人など、約30人の乗組員が乗っていた
 が、沈没する瞬間まで船内で案内放送を続けた末に遺体で発見されたパク・チヨンさん(22)を除き、救助されていたことが分かった。

 木浦海洋警察署によると、船長(69)は真っ先に脱出した人たちの中にいた。
 船長は船が座礁したとの通報が受理されてから約40分後の16日午前9時30分ごろに船外へ出て、同50分ごろ、約50人の乗客と共に海洋警察の警備艇に救助された。
 機関士や操舵手など6人の乗組員も、この最初に救助された人たちの中にいた。
 警察は船長を呼び、事故の経緯について調べるとともに、船内の事情を把握している船長を救助作業に動員するため、事故が起こった海域に行かせた。
 一方、この船長が、当初運航を任されていた本来の船長(47)に代わって船を操縦していたことも明らかになり、一部のインターネットユーザーは
 「問題の船長は『代理船長』で、真っ先に船を捨てて脱出したのではないか。
 無責任にもほどがある」
と非難している。

 海上で事故が発生した場合、船内で最後まで乗客の安全に責任を持つということは、船長が必ず果たすべき義務であり、名誉かつプライドと考えられている。
 1513人の犠牲者を出したタイタニック号の惨事でも、エドワード・スミス船長は最後まで乗客の脱出を指揮した。
 スミス船長の故郷である英国リッチフィールドには、船と運命を共にしたスミス船長の銅像が建立され、銘板には「英国人らしく行動せよ」というスミス船長の最後の言葉が刻まれている。
 乗組員たちが乗客を後回しにしてわれ先に脱出するのも、常識外のことと考えられている。

 2012年1月、イタリアで豪華客船「コスタ・コンコルディア号」(4229人乗り)が座礁して転覆し、乗客32人が死亡する事故が起こったが、この船の船長は事故発生直後に脱出していた。
 船長は過失致死などの容疑で警察に逮捕され、検察は約300人の乗客を見捨てて逃亡した「職務放棄罪」を適用して起訴し、裁判では乗客1人当たり約8年と計算して、
 「懲役2697年を求刑」
した。
 この事件の裁判は現在も続いている。

 今回の事故で真っ先に脱出したセウォル号の乗組員たちは「仕方のない状況だった」と釈明している。
 操舵手(58)は「船外に出られた人たちは皆運よく生き残った人たちだ。乗客たちには救助隊が来るまでに避難するよう呼び掛けた」と供述した。
 乗組員(61)は「深夜の勤務を終え、部屋で一人で寝ていたとき、船が傾いてベッドから転落し、事故が発生したことを知った。
 船から脱出するのに必死で、ほかの人たちを救助しようとか、そういうことを考える余裕はなかった」と話した。

 一方、生存者たちからは「乗組員たちが乗客をきちんと避難させなかった」という証言が相次いでいる。
 檀園高校(京畿道安山市)2年生のチョン・ボクチン君(17)は
 「状況がどうなっているのか誰も知らせようとせず、ただ『落ち着いて待機しているように』と繰り返すばかりだった。
 泳いで脱出しようとしなければ、船内に閉じ込められるところだった」
と話した。
 生徒たちを救助するため命を懸けた行動に出たのは、同じ学校の生徒や教師たちだった。
 別の男子生徒(17)は
 「ライフジャケットを着けて部屋の中にいたが、先生たちが来てドアを開け、すぐに海に飛び込むよう指示した。
 海に飛び込むや否や、船尾まで水に漬かった」
と話した。
 女子生徒(17)は
 「携帯電話が使えた子たちは、警察に電話をしたり、友だち同士でメッセンジャーをやりとりして励まし合ったりし、船の外に脱出するときも、後ろから押したり手をつかんだりして救助を手伝った」
と語った。
 一般乗客の男性(38)も
 「ヘリコプターが来たら、乗客同士で力を合わせ、一人ずつロープを引っ張って引き渡した」
と話した。

 1993年、292人の犠牲者を出した西海(黄海)でのフェリー事故の際にも、乗組員たちは最後まで責任を果たした。ペク・ウンドゥ船長をはじめとする乗組員7人は最後まで乗客の救助に尽力し、全員が遺体となって発見された。



サーチナニュース 2014-04-17 14:19
http://news.searchina.net/id/1530152

韓国旅客船沈没事故、船長と機関士は「乗客よりも先」に救助されていた=韓国報道

 韓国の旅客船セウォル号が16日朝、南西部の珍島(チンド)付近で沈没した事故で、セウォル号の船長が乗客よりも先に救助されていたことが分かった。
 事故後、船が傾き始める船内には、「動かないように」との案内放送が繰り返し流れていたとされ、避難指示の遅れが事故を拡大させた可能性があるとの指摘が出ている。
 複数の韓国メディアが報じた。

 報道によると、船は強い衝撃を受けた後に左側に傾き始めると、船内には
 「(船から)出てはいけない」、
 「その場から動かないように」
との放送が繰り返し流れた。
 50代の乗客は
 「ずいぶん経ってから救命胴衣を着用するようにとの放送だけがあったが、救命胴衣が置かれている場所の説明はなかった」
と避難指示が不十分だったと説明した。

  事故から30分ほどすると浸水し始めたことから、一部の乗客は自ら客室の外に出て避難した。
 しかし放送に従い、客室に残った人も多かった。
 特に、270人を収容する4階の大型客室などは、天井が高く、大きく傾いた部屋から出られなくなった人も多数いるとみられている。
 一方、乗客に避難誘導をするべき船長と機関士が乗客よりも先に救助されていたことが明らかとなり、船長としての責務や道徳的に問題があるとして波紋を広げている。
 警備艇に救助された60代の乗客は、
 「警備艇のレスキュー隊から船長が私よりも先に乗ったことを聞いた」
と証言。
 別の乗客も
 「船長は私より先に救助船に乗っていた」
と話した。

  韓国メディアが、セウォル号を運行する清海鎮(チョンヘジン)海運に船長について尋ねると
 「救助されたことを確認しただけで話すことはない」
としか答えないという。
  乗客の家族は、事故から船が完全に沈没するまでの2時間の間に避難ができたにも関わらず、乗客477人の3分の2に当たる280人が死亡または行方不明となっていることに対して、怒りを示しているという。



サーチナニュース 2014-04-17 15:38
http://news.searchina.net/id/1530159

韓国旅客船沈没事故、使用された救命ボートは1台のみ
・・・救命胴衣すら確保できない人も=韓国

 16日午前に韓国南西部の珍島近くの海上で発生した大型旅客船セウォル号の沈没事故で、韓国海洋警察は同日、船に備え付けられていた救命ボートが1台しか機能しなかったことを明らかにした。
 複数の韓国メディアが17日、報じた。

  セウォル号には救命ボートが備え付けられていたが、使用するには使い方を知る乗務員による作業が必要であったことからも、避難誘導方法における問題を指摘する声があがっている。
  救命ボートがすべて機能していた場合、乗員乗客475人全員を乗せることができた。
   救命胴衣の保管にも問題があった。
 270個あまりが船尾に保管されており、乗客の中には救命胴衣を確保できなかった人もいたとみられている。

  韓国メディアによると、遭難信号が確認されてから沈没するまでの時間は1時間30分
 この間に船員が正しい避難誘導を行わなかった可能性があるという。
  海上交通管制センターは、傾くセウォル号に対し、退船する可能性があるとして救命胴衣の着用など準備を行うよう指示していたが、実際に退船指示が出てから沈没するまでに適切な措置は取られなかったという。


 救命ボートや救命胴衣を管理する乗務員が先頭きってさっさと逃げ出したのでは話にならない。
 誰も使えないではないか。
 おそらく、韓国軍も北朝鮮軍のまえではそうなるのだろう。






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