2014年4月20日日曜日

韓国の威信、地におちる-(3):韓国メディアが辛辣な記事・・・「国辱日に定めては?」

_



●19日、観察者網は香港在住のエンジニア、徳斯蒙氏による韓国船沈没事故の分析記事を掲載した。造船大国の韓国が安全性に難を抱えた船をお粗末に運用していたと指摘している。


サーチナニュース 2014-04-20 14:00
http://news.searchina.net/id/1530306

韓国旅客船沈没事故、
 韓国メディアが辛辣な記事・・・「国辱日に定めては?」 
「開発途上国の典型的な行動」=中国

 韓国メディアの東亜日報は18日、社説で韓国の旅客船「セウォル号」の沈没事故が発生した4月16日を「国辱日」に定めてはどうかと主張した。
 多くの韓国メディアが報じているとおり、事故発生後の救助活動など、韓国政府が見せた対応と能力に疑問が投げかけられているからだ。
 環球時報(電子版)が伝えた。
   記事によれば、今回の沈没事故について、ある政治家は
 「間違いなく人災であり、政府と政界に対する絶望の象徴となってしまった」
と語った。
 また、韓国の国民日報がセウォル号の救助活動について、
 「混乱、遅延など、開発途上国の典型的な行動」
と伝えたという。

   また、今回の沈没事故は米国でも報じられている。ニューヨーク・タイムズ紙は、真っ先に逃げ出した船長や、多くの救命ボートが備え付けられていながらも活用されなかった点、事故発生後に船内にとどまるようアナウンスが繰り返されていた点を挙げ、
 「韓国にとって、ここ数十年でもっとも大きな事故となった沈没事故の裏側には人間のミスがあった」
と指摘した。
 記事によれば、現場で捜索活動に参加しているボランティアは「捜索活動の現場はめちゃくちゃだ」と語り、ダイバーへの装備が提供されていないばかりか、沈没したセウォル号の船内図も配布されていないという。



レコードチャイナ 配信日時:2014年4月20日 3時40分
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=86812&type=0

<韓国船沈没>
造船大国の韓国はなぜ日本の危険な中古船を使っていたのか?―中国メディア

  2014年4月19日、中国メディア・観察者網は香港在住のエンジニア、徳斯蒙氏による韓国旅客船沈没事故の分析記事を掲載した。
 以下はその概要。

 韓国といえば世界に冠たる造船大国だ。
 しかし今回のセウォル号沈没事故を子細に確認してみると、ハード的な成長の陰でおざなりにされてきた、運用などソフト面の穴が透けて見える。
 あるいは今回の事故は必然的だったと言えるかもしれない。

 セウォル号は1994年に日本で建造され、フェリーとして使われていたものを、韓国の海運会社が2012年に購入。
 改造した上で運用していた。
 この日本製フェリーだが、もともと国内航路用で安全性は決して高いものではない。

 事故後、進水のために発電機が停止。
 停電で船内は真っ暗闇になったというが、これもおかしな話だ。
 国際的な規定では甲板最上部に非常用電源を設置することが義務づけられているし、通路には非常灯を設置しなければならない。

 日本側もそのことをよく承知しており、船齢が20年を迎える前に第三国に売却したというわけだ。
 中国にも以前は日本からこうした中古船が輸入されていたが、安全面の懸念から現在は規制がかかっている。
 世界に船を輸出する造船大国の韓国だが、なぜか自国で運用していたのは古い海外製の中古船だった。

 また、救命ボートの運用にも問題があった。
 空気式のため、水深十数メートルにまで沈没しなければ自動的には展開しない。
 本来ならば船員が手動で展開して乗客を順番に乗せなければならないが、現場写真を見ると船員は一切そうした操作をしていない。

 国の強さは物質的な基盤だけでは測れないのではないか。
 物質的な力を実際に人々を守る力として転嫁させる制度が必要なのだ。
 今回の悲惨な事故はそうした教訓を与えるものとなった。



レコードチャイナ 配信日時:2014年4月20日 21時50分
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=86836&type=0

<韓国船沈没>
“すばやい”けど“いいかげん”、韓国文化が招いた海難事故―中国紙


●19日、環球時報は記事「セウォル号不明者家族:これでは戦争が起きたとしても政府を信用することなんてできません」を掲載した。政府のお粗末な救出活動に不明者家族は怒りを募らせている。写真は米紙の事故報道。

  2014年4月19日、環球時報は記事
 「セウォル号不明者家族:これでは戦争が起きても政府を信用することなんてできません」
を掲載した。

 16日に韓国で起きた客船セウォル号の沈没事故。ダイバーの船内捜索が始まり、19日夜に3体、20日に10体の遺体が発見された。
 20日時点で確認された死者数は46人。
 なお256人が不明となっている。

★.避難誘導が行われなかったこと、
★.乗員が真っ先に逃げ出したこと
などお粗末な対応が注目を集めている。
 韓国では約20年前にも同様の事故があったが、当時の1人当たりGDPは現在の3分の1でしかなかったとブルームバーグは指摘している。

船員だけではなく、政府の救出活動も遅々として進まず情報も混乱している。
 ある不明者家族は「これでは戦争が起きたとしても政府を信用することなんてできません」と怒りをあらわにした。

 ソウル大学社会学部の鄭教授は、
 韓国人は“迅速な行動”で高成長を成し遂げたが、
 その裏側ではいい加減さを当たり前とする考えが横行している
と指摘。
 そうした文化を反省する必要があると警告した。



レコードチャイナ 配信日時:2014年4月21日 7時10分
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=86834&type=0

<韓国船沈没>
経済力は先進国レベルになったのに
…公共安全ではいまだに「暗黒時代」―韓国紙


●19日、韓国では政府のお粗末な救出活動など多くの問題が露呈し、国民の怒りが高まっている。写真は韓国船沈没事故。

 2014年4月19日、環球時報によると、
 韓国世論は公共安全領域では韓国はいまだ「暗黒時代」にある
と指摘している。

 16日に韓国で起きた客船セウォル号の沈没事故。
 避難誘導をせず我先に逃げ出した船長、遅々として進まない政府の救出活動に韓国世論は怒りを露わにしている。
 「橋やデパートの倒壊、地下鉄火災が頻発した1990年代に戻ったようだ。
 当時も今も結局は人災だ」とはある韓国人学生のネット掲示板での書き込みだ。

 韓国紙はタイタニック号の沈没事故と比較した。
 1912年に北大西洋で起きたタイタニックの事故では救助率は32%だったが、21世紀に韓国近海で起きたセウォル号の事故でも救助率は37.8%とほとんど変わらない。
 しかもタイタニック号の事故では船員らは最後まで船に残り、乗客の避難を助けていた。
 「これこそ1912年の英国と2014年の韓国の“国の格”の差だ」
との書き込みもあった。

 また、別の記事ではこう嘆いている。
 韓国の1人当たり国民収入は2万6000ドルに達し先進国レベルに近づいたが、政府はいまだ不明者の数すら確認できない。
 造船や携帯電話では世界一流レベルに達したが、公共安全分野ではいまだ「暗黒時代」ではないか、と。



朝鮮日報 記事入力 : 2014/04/21 09:57
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2014/04/21/2014042100836.html

旅客船沈没:「船舶大国・韓国がなぜ日本の中古船?」
日本のネットに書き込み
韓国政府「旅客船製造能力は不十分」
韓国沿岸旅客船の24%が造られて21年以上経過

 韓国国内で運航されている沿岸旅客船の4隻に1隻は、建造されてから20年以上経過した古い船であることが分かった。
 20日に海洋水産部(省に相当)が明らかにしたところによると、国内では95航路で173隻の沿岸旅客船が運航されている。
 このうち24%に当たる42隻が建造から21年以上たった古い船だった。
 16-20年という旅客船も63隻(36.4%)ある。
 全客船の60%が16年以上経過した古い船というわけだ。

 合計173隻のうち、セウォル号のように日本で造られた旅客船は17隻だが、海洋水産部はこれら17隻が全て中古船であることを把握している。
 船が古いほど内部の操縦装置が腐食しており、故障を起こして事故原因となる可能性が高くなる。

 古い船が増えた決定的な理由は、政府が1990年代以降、船齢制限を緩和し続けてきたことだ。
 1984年から91年までは沿岸旅客船の船齢は20年に制限されていた。
 建造されてから20年たつと、それ以上は運航できないようにしていたのだ。

 しかし、政府は20年だった船齢制限を91年に5年の範囲内で延長できるようにし、最大25年に延ばした。
 さらに、2009年には、船舶安全検査を毎年行って合格することを条件にしてはいるものの、最大30年まで運航できるようにした。
 海洋水産部関係者は
 「フェリーなどの旅客船は建造コストが掛かり、中小の旅客船会社が経営上の困難を訴えたことから、船齢制限を緩和した」
と説明した。

 日本は船齢規制がないが、20年以上経過した旅客船はほとんどない。
 老朽船は故障が頻発するため、20年が経過する前に海外に売却するからだ。
 セウォル号は日本で運航されていた2009年5月、港に停泊中に老朽化した電気配線がショートし火災を発生させたことがある。
 人命に関わる被害はなかったが、調理室・天井・壁が一部焦げた。

 日本の旅客船会社「マルエーフェリー」は「フェリーなみのうえ」を18年間運航した後、清海鎮海運に売却し、この船が「セウォル号」となった。
 マルエーフェリーは1989年に就航した「あけぼの」(初代)も2003年に清海鎮海運に売却した。
 清海鎮海運はこの船をオハマナ号に変更、仁川-済州間をセウォル号と共に運航している。

 日本のポータルサイトには
 「船舶大国の韓国がなぜ日本の中古船を購入するのか理解できない」
という書き込みがある。
 これに対し、海洋水産部関係者は
 「韓国の造船業界は、商船建造技術は優れているが、
 旅客船製造能力は不十分
と述べた。



レコードチャイナ 配信日時:2014年4月18日 18時22分
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=86792&type=

<韓国船沈没>
 日本で18年運行した中古船舶という事実に驚愕、
 韓国は造船業で世界一なのに…―韓国

 2014年4月18日、交錯する希望、絶望、悲しみ、憤怒。沈没した韓国大型客船「セウォル号」の沈没事故で行方不明になった約300人の乗客家族は、さまざまな感情で身が引きちぎられるような思いを抱き続けている。
 しかし、家族が無事戻って来るという一縷の望みは、少しずつ崩れつつある。環球時報が伝えた。

 17日未明、乗客家族の慰問に訪れた韓国のチョン・ホンウォン首相は、感情が高ぶった家族から水をかけられた。
 韓国の民衆は、政府のお粗末な危機管理対策や救援活動に対し、不満をますます募らせている。
 朴槿恵(パク・クネ)大統領は、夜を徹して現場で捜索・救援活動の指揮にあたった。

 「セウォル号」の大惨事に、韓国は国全体が大きく揺さぶられた。
 韓国は造船業では世界ナンバーワンだが、
 沈没したセウォル号は日本で18年間運行した中古船舶を買い取ったものだったという事実に驚愕した。

 事故発生後30分で現場に到着した救援隊が、船室潜入には時間がかかり、
 先進国であり東アジアの強国である韓国が、大惨事を前にすると簡単に弱さを露呈し、
 慌てふためく様子を目の当たりにした。

 今回の事故は、座礁による天災なのか、それとも人災なのだろうか?
 さまざまな憶測が飛び交う中、世界中のメディアは「人命救助が最優先」という共通認識で一致している。
 韓国政府は17日、初期調査の結果を発表、事故船の針路を急きょ変更するよう命令した船長に矛先が向けられた。


(提供/人民網日本語版・翻訳/KM・編集/武藤)






_