2014年2月8日土曜日

韓国が中国人観光客に捨てられたのはなぜか?:中国人観光客特需に沸いた韓国のデパート

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レコードチャイナ 配信日時:2014年2月8日 6時40分
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=83027&type=0

韓国が中国人観光客に捨てられたのはなぜか?―韓国メディア


●6日、韓国紙・亜洲経済の中国語版ウェブサイトは、「中国人観光客が韓国を捨て、日本に向かう」と題した記事を掲載した。写真は韓国の故宮。

 2014年2月7日、環球網によると、韓国紙・亜洲経済の中国語版ウェブサイトは6日、
 「中国人観光客が韓国を捨て、日本に向かう
と題した記事を掲載した。

 韓国はこれまでずっと、中国人観光客が最も愛する観光地の1つだった。
 ところが近年、韓国を訪れる中国人観光客数は年々減少し、ますます多くの中国人が日本へ旅行するようになっている。
 なぜなのか。

 旅行業界の関係者は、インフラ整備が不完全であることを挙げた。
 外国人観光客の激増に関連施設の建設が追い付かず、提供できる宿泊施設が不足していることから、「ひどい環境の部屋に宿泊させられた」と多くの観光客からクレームが相次いだ。

 また、ファッション・コスメ市場の衰退も主な原因である。
 中国人客にとって韓国旅行の1番の目的はショッピングだが、近年、韓国製品の国際競争力は弱まり、中国人の需要を満たすことができなくなっている。
 関係者は、
 「韓国はこれまで安価な化粧品だけに頼って、本当の観光価値を掘り起こしてこなかった」
と指摘している。

 このほか、韓国は長年、中国や東南アジアからの観光客をカモにして、商品や整形などの代金を高くふっかけていた。
 これも、韓国を訪れた観光客の怒りを招くこととなった。
 韓国が真の観光大国を目指すなら、考え方を根本から変えなければならない。



朝鮮日報 記事入力 : 2014/02/12 11:17
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2014/02/12/2014021201872.html

春節の中国人観光客増加で特需に沸いた韓国のデパート
免税店の売上額も2けたの伸び

 今年も中国最大の民俗行事である春節(旧正月=今年は1月31日)に際し、韓国のデパートは特需に沸いた。
 免税店は昨年、中国人の団体観光客が増加したことで、売り上げが2けたの伸びを見せた。

 ロッテ免税店は
 「春節連休の先月31日から今月9日まで、中国の銀聯カード(クレジット機能付きキャッシュカード)による売上額を集計した結果、中国人に対する販売額は昨年の春節連休に比べ125%ほど増加した」
と11日発表した。
 また、ロッテ百貨店は、同じ期間の本店(ソウル市中区小公洞)の売上額に占める中国人観光客の割合が25%に達したという。

 現代百貨店でも、春節連休中の銀聯カードによる売上額が昨年に比べ165%ほど増加した。
 店舗別に見ると、本店(ソウル市江南区狎鴎亭洞)の売り上げの増加率が174%で最も高かった。
 また、ソウル貿易センター店の増加率も151%に達した。
 これについて現代百貨店は「(中国での)韓流ブームの影響により、韓国の芸能人がドラマや映画で使用したブランドの人気が高かった」と説明した。

 新世界百貨店も、春節連休中の中国人に対する売上額が昨年に比べ174%ほど増加したという。

 一方、免税店は昨年、中国人の来店客の増加によって、売上額が一昨年に比べ10%以上増加し、史上最大の伸びとなったことが分かった。
 ロッテ免税店は、昨年の売上額が一昨年に比べ11%増の3兆5000億ウォン(現在のレートで約3360億円、以下同じ)に達したという暫定的な集計を発表した。
 同免税店の関係者は
 「特に中国人に対する売上額が60%以上増加し、全体の売上額の増加にもつながった」
と説明した。
 一方、日本人に対する売上額は30%ほど減少し、韓国人に対する売上額は一昨年と同程度だったという。
 また、新羅免税店の昨年の売上額(2兆ウォン=約1920億円)も、一昨年に比べ10%ほど増加した。



聯合ニュース 2014年 02月 08日(土)
http://japanese.yonhapnews.co.kr/pgm/9810000000.html?cid=AJP20140207001700882

<インタビュー>JATA菊間潤吾会長「韓国は依然魅力的な旅行地」

【ソウル聯合ニュース】
 韓国を訪れる外国人観光客のうち日本人が最も多くの割合を占めていたが、昨年は中国人が日本人を上回った。
 来韓中国人が大幅に増加した半面、日本人は前年比22%減少した。

   毎年300万人を超える日本人が韓国を訪れていたが昨年は270万人にとどまった。
 韓国の観光業界も頭を悩ませているが、このままではいけないという危機意識から日本でも懸念の声が上がった。

   日本旅行業協会(JATA)の菊間潤吾会長は7日、聯合ニュースのインタビューに対し
 「韓国は日本にとって最も重要な観光国のうちの一つ
だと述べた。

   菊間会長は4日に代表団を率いて来韓し、朴元淳(パク・ウォンスン)ソウル市長、韓国観光公社や韓国旅行業協会の関係者らと会い懸案を協議した。

   「韓国や中国を訪問する日本人が全体の40%に達します。
 韓国と日本は地理的に近い上、文化的にも百済から続く流れがある。
 日本が観光交流で学ぶ点が多い国が韓国だと思います」

   ただ、昨年から円安が続く中、韓日関係が冷え込み、韓国を訪れる日本人は減少した。
 日本で韓流ブームが下火になっていることも影響を与えた。

   菊間会長は
 「観光産業は平和産業でもあります。
 民間交流を通じて互いを正しく理解することが重要です」
と強調。
 韓日関係を踏まえ、両国を行き来する旅行客を年間600万人程度に増やすことが日本の目標だと説明した。

   また、印象深かった韓国の観光スポットとして全羅北道の全州韓屋村を挙げ、韓国の地域観光を活性化すべきだとの考えも示した。
 慶尚南道・鎮海の桜、京畿道・利川の陶磁器、地方都市で開かれるサンシュユ(山茱萸)祭りなども競争力が高いと述べた。

   一方で、韓国の観光地に地域色が乏しいことは残念だと指摘した。
 日本にはこけしや刀、駅弁など各地域ごとに名物や特産物があると例を挙げ、韓国も観光地ごとに地域色を打ち出してはどうかと提案した。

   韓国の観光競争力については「向上している」と評価した。
 「これまで韓国は7回ほど訪れましたが外国人ホテルも増え、工芸品の質も非常に高くなりました。
 日本人にとっては依然魅力的な旅行地です」
と語った。
 ただ、日本には反日感情のせいで韓国で歓迎されないのではないかと心配する雰囲気もあるという。

   日本は政策的に国内観光の活性化に成功したと評価されている。
 国内観光を内需拡大の足掛かりにすべく、韓国政府も最近、国内観光振興策を打ち出した。

   菊間会長は日本の国内観光活性化が成功した秘訣(ひけつ)として、地方自治体ごとに観光名所を広報するようにしたことを挙げた。
 外国人観光客だけでなく、日本人にとっても国内観光地の魅力を再発見する契機になったと述べた。



聯合ニュース 2014年 02月 27日(木)
http://japanese.yonhapnews.co.kr/relation/2014/02/27/0400000000AJP20140227001800882.HTML

今年も来韓日本人の減少続く 1月は前年比17%減

【ソウル聯合ニュース】
 円安や韓日関係悪化の影響で、韓国に入国する日本人の減少が今年も続いている。

 韓国法務部出入国外国人政策本部は27日、1月の外国人入国者は76万4338人で前年同月より11.6%増加したと発表した。

 国・地域別では中国人が28万2061人で最多。
 次いで日本(17万2605人)、米国(5万4113人)、台湾(4万7814人)、香港(3万4413人)、タイ(2万9683人)などの順。

 先月の中国人の入国者数は前年同月比46.9%増加し、増加率が最も高かった。
 1月の中国人入国者数は2010年の8万2550人から毎年大きく伸びている。

 一方、先月の日本人入国者数は前年同月比16.6%減少した。
 1月の日本人入国者数は12年に24万4355人を記録したものの、韓日関係が冷え込んだ13年に20万7024人と減少に転じ、今年は17万人台まで落ち込んだ。

 年間ベースでは昨年、中国人入国者数が日本人を初めて上回った。
 昨年の中国人入国者は前年比43.6%増の392万3190人を記録。
 一方、日本人は同22.4%減の271万5451人だった。



レコードチャイナ 配信日時:2014年2月28日 23時41分
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=84159&type=0

日韓関係悪化の影響もろに、訪韓日本人観光客の減少続く―韓国メディア

 2014年2月27日、韓国・聯合ニュースによると、円安や日韓関係悪化の影響で、韓国を訪れる日本人観光客の減少が続いている。人民日報(電子版)が伝えた。

 韓国法務部出入国外国人政策本部の発表によると、1月の外国人入国者数は前年同月比11.6%増の76万4338人。
 国・地域別では中国人が最も多く28万2061人。
 2位は日本人で17万2605人となった。
 中国人の入国者数は前年同月比で46.9%の大幅増で、増加率も最も高かった。
 2010年1月の中国人入国者数8万2550人から毎年大きく伸びている。

 一方で、1月の日本人入国者数は前年同月比で16.6%減少。
 昨年1月の20万7024人から17万人台と大きく落ち込んでいる。
 年間で見ると、中国人入国者数は昨年、日本人を初めて上回った。
 昨年の中国人入国者は前年比で43.6%の伸びを見せ、392万3190人に。
 日本人は22.4%減少し、271万5451人となった。



【「反日という媚薬」に蝕まれる韓国】


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