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●18日、米ラジオ局ボイスオブアメリカ中国語版は記事「ケリー米国務長官のあっせんで成果=日韓関係は改善へ」を掲載した。米国が4月までの関係改善を求めたことにより、韓国の姿勢に変化が生じた。資料写真。
オバマの訪韓を必死で頼み込んだ韓国政府。
オバマはそれを受け入れるための条件を出した。
「韓国政府は日本との関係を改善せよ」
オバマが日本並びに韓国を訪問したとしても、その時点で両国が対立関係にあったのではオバマ訪問の意味がなくなる。
オバマが訪問する以上、それなりの訪問成果がなくてはならない。
この要求は当然であろう。
韓国はオバマに痛いところを付かれたといっていい。
だが逆に考えると、日韓関係に行き詰まった韓国が、オバマ訪問を引き出すための条件として日韓関係修復を打ち出したかもしれない。
つまり、アメリカが要求したのか、韓国が意図的にアメリカにそう言わせるように仕組んだのか?
ということである。
韓国は自ら反日という苦境に足を踏み込んでいる。
この状況を打開するための切り札は日韓関係改善である。
とはいえ、これまでの経緯から自ら頭を下げることは反日旗を掲げてきたメンツにおいてできない。
そこで、
アメリカからの圧力で、本当はやりたくないのだが、
やらないといけなくなったからやる、
という名分を立てているということは十分に考えられる。
このへんは決して明かされることのない外交ということになる。
『
レコードチャイナ 配信日時:2014年2月20日 7時0分
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=83629&type=0
日本と関係改善せよ、米国の要求で韓国外交に変化―米メディア
2014年2月18日、米ラジオ局ボイスオブアメリカ中国語版は記事「ケリー米国務長官のあっせんで成果=日韓関係は改善へ」を掲載した。
韓国の尹炳世外相は18日、国会で「経済、文化交流や北朝鮮の核問題では、歴史問題と切り離して日韓、日米韓の協力を進める」と答弁した。「
正しい歴史認識に基づいた安定的発展」を目指すとも発言しており、歴史問題での対立は変わらないことも強調している。
ここ数日、日韓関係の改善に向けた動きが目立つ。
17日には李丙[王其]駐日韓国大使が斎木昭隆外務事務次官と会談し、安倍首相の靖国参拝以来ストップしていた事務レベルの協議が再開した。
18日には日本外務省の伊原純一アジア大洋州局長が訪韓、韓国外務省の李相徳東北アジア局長と会談した。
転機となったのがケリー米国務長官の訪韓だ。
ケリー長官は13日、ソウルで朴槿惠大統領、尹炳世外相と会談。
4月のオバマ大統領のアジア歴訪前に、日韓関係を改善するよう強く求めた。
』
『
聨合ニュース 2014/02/20 18:01
http://japanese.yonhapnews.co.kr/relation/2014/02/20/0400000000AJP20140220003400882.HTML
歴史問題は原因をつくった日本が解消を=韓国外交部
【ソウル聯合ニュース】
韓国外交部の趙泰永(チョ・テヨン)報道官は20日の定例会見で、韓日関係について
「もともと歴史問題は日本の過ちから始まった」と指摘した上で、「原因を提供した側が誠意ある措置を取り、言動に慎重を期すことで障害を解消すべきだ」
と強調した。
米国は韓日両国に関係改善を求めており、4月にはオバマ米大統領が韓国や日本を訪問する。
これに関し趙報道官は、韓国政府は韓日関係の改善を望んでいないわけではないとしながらも、
「改善のために何が必要か、今後も言及し続ける」
と述べた。
韓米は先週、ソウルでの外相会談後に共同記者会見を開いた。
韓日関係に対する両外相の発言が見解の食い違いを示したものかとの質問には、「見解の違いがあったとはみていない」と答えた。
』
オバマ訪韓の条件に追い詰められはじめている韓国政府、そんな煙が立ち始めている。
何とか言葉を紡いで自分を納得させようと必死になっている。
これはやはりしかたがないだろう。
ここまでことをこじらせてしまったのは韓国自身にあることは韓国も十分認識している。
オバマがアジア訪問に訪韓スケジュールを組み入れなかったために、韓国の受ける痛手はあまりに大きなものになってしまった。
この事実を如何に理解し、ひっくり返すか、とはいえこれまでの反日姿勢を引っ込めるわけにもいかないし。
韓国の窮地が目に見えるようでもある。
【「反日という媚薬」に蝕まれる韓国】
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