2014年2月26日水曜日

「国の方向性に対する国民の満足度調査2013」:満足度No.1中国85%、日本33%、韓国24%

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●こちらがそのマップ、色が濃い国ほど満足度が高い(灰色は対象外)
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ロケットニュース24 2014-02-26_163020
http://www.recordchina.co.jp/category.php?type=0

「国の方向性に対する国民の満足度調査2013」が発表 / 
満足度ナンバーワンは中国で85%! 
日本の満足度は33%

  突然だが、みなさんはこの日本という国の方向性についてどう感じているだろう?
  「日本はいい方向に進んでいる」
と思っている人もいれば、
 「このままでは不安」
という人もいるのではないだろうか? 

 今回は、世界各国における国民の満足度を数値化した調査結果を紹介したい。
 調査の名称は「Satisfaction with Country’s Direction(国の方向性に対する満足度)」。
 この調査では、満足度ナンバーワンをマークしたのはなんと中国! 
 一方、日本は33%という結果である。

■・米国調査機関による調査

  この調査を行ったのは、アメリカの調査機関ピュー・リサーチ・センターである。
 同センターのサイトでは2002年から国の方向性に対する満足度調査を公表している。
 今回公表された2013年版では世界39カ国における満足度が発表された。

■・9年連続で満足度ナンバーワンの中国

 公表された39カ国のうちナンバーワンの満足度となったのは、なんと中国!
 その満足度は85%である。
 逆に国の方向性に不満を持っているのは10%であるそうだ。
 この中国の高い満足度は、対象にならなかった2009年秋季を除いて2005年から続いており、9年連続でナンバーワンである。
 2006年以降はずっと80%以上をキープ。2002年の48%から大きく飛躍した。

■・日本の満足度は33%

 一方、日本の満足度は33%で39カ国中18番目である。
 2002年の満足度は12%で、対象にならなかった2009年秋季を除いて、
 2005年以降はずっと20%台に留まっていた。
 それと比較すると微増したと言えるが、依然として61%という不満度をマークしている。

■・国情を映した調査結果か

 なお、高水準の満足度である国は、マレーシアが82%と中国と並んで高水準。
 以下、ドイツ(57%)、カナダ(52%)と続く。
 逆に低い満足度の国はギリシャ(2%)、イタリア(3%)、スペイン(5%)など。
 財政が悪化している国や、高い失業率の国が占めた。また、政情が不安定な国も見受けられる。

 この調査は、一定の項目について国情を映し出した調査結果であると言えるだろう。
 以下、39カ国の満足度と比較すると、日本の33%はちょうど真ん中ではあるが、みなさんはこれをどう見るだろうか。
 また、日本よりもはるかに高い満足度という国との違いは一体何なのだろう?

【国の方向性に対する満足度2013】

・中国 85%
・マレーシア 82%

・ドイツ 57%
・カナダ 55%
・トルコ 51%
・オーストラリア 49%
・ケニア 48%
・南アフリカ 45%
・フィリピン 45%
・ブラジル 44%

———————–

・チリ 43%
・イスラエル 41%
・ボリビア 41%
・ベネズエラ 40%
・ヨルダン 38%
・ロシア 37%
・アルゼンチン 35%
・日本 33%
・ウガンダ 32%
・米国 31%

———————–

・インドネシア 30%
・エジプト 30%
・メキシコ 29%
・ポーランド 27%
・イギリス 26%
・韓国 24%
・セネガル 24%
・ガーナ 23%
・フランス 19%
・エルサルバドル 18%

———————–

・チェコ共和国 16%
・チュニジア 13%
・パレスチナ領域 12%
・ナイジェリア 12%
・レバノン 11%
・パキスタン 8%
・スペイン 5%
・イタリア 3%
・ギリシャ 2%

参照元:Pew Research Global Attitudes Project 、Business Insider.(英語)
http://www.pewglobal.org/database/indicator/3/survey/15/

Percent responding Satisfied (2013)






朝鮮日報 記事入力 : 2014/02/27 08:32
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2014/02/27/2014022700583.html

韓国9位、日本8位=G20国力調査
韓国の国力9位、5年前より4ランク上昇

 韓半島先進化財団は26日、ソウル市の大韓商工会議所で朝鮮日報と共同の政策シンポジウムを開き、韓国の国力を世界9位と評価した分析結果を明らかにした。

 今回の調査は、20カ国・地域(G20)を対象に政治、経済、社会、文化、国防など13分野を総合的に分析したもので、2009年に続き2回目の実施。

 今回の調査で、韓国の総合国力指数は48.42点で、09年に比べ、順位が4ランク上昇した。
 指数はG20の平均を基準値(50点)としている。

 韓国は
★.国防力(5位)、
★.科学技術力(7位)、
★.変化への対処能力(6位)
などで高い評価を得たのに対し、
★.社会資本力(15位)、
★.政治力(15位)、
★.基礎国力(14位)、
★.文化力(13位)、
★.外交力(12位)
などの評価が低かった。

 09年の調査と比べ、
 変化への対処能力(10位→6位)、
 環境管理力(15位→11位)、
 国防力(8位→5位)、
 情報力(11位→9位)、
 経済力(11位→10位)
で順位が上昇した。
 政治力(14位→15位)、
 基礎国力(13位→14位)
は順位が低下した。

●.総合国力の1位、2位は、09年と同様に米国(68.33点)、中国(55.92点)の順となった。
●.米国は経済力、国防力、基礎国力など8分野で1位となり、トップを守った。
●.中国は政治力が1位、経済力、国防力、基礎国力、社会資本力がいずれも2位だった。
 環境管理力、国政管理力は下位圏の19位だった。

●.日本の順位は3位から8位に大きく後退した。
 景気低迷の長期化、東日本巨大地震、原発事故などの影響で、社会資本力が9位から16位へと順位を下げた。

 韓先政策研究院のイ・ヨンファン院長は
 「ソフトパワー、特に政治力の改善が今後先進国を目指す上で重要な鍵になるのではないか」
と話した。